月 日 内        容
 2/3 根室市内有磯町在住・桐沢享さん(76)が、根室市街から望む連山を描いた展望絵図「阿寒・斜里・知床・国後の山並み」を作製し友人らの間で評判に。阿寒富士から国後島の爺爺岳まで49の山々の姿と名前が一目で分かるポケットサイズが人気の理由で、こつこつと作り続けている。桐沢さんは「慟哭の森美術館」館長。パソコン画面上で根室市役所の展望室から見える山並みのパノラマを水色で描き峰ごとに名前と標高を記入。横110㎝、縦4・5㎝と細長いが蛇腹式に八つ折り(横約14㎝)にすると、手帳に挟めるサイズになる。判別が難しい知床半島の羅臼岳から国後・泊山にかけても分かりやすく改良、今年に入って7訂版になった。これまで約90部作り「こんなコンパクトな展望図がほしかった」と登山仲間らに好評。桐沢さんは根室の北一面に広がる美しい山並みを楽しむ一助にしてほしいと、希望者には1部300円で提供。問合は桐沢さん℡:0153-23-2329。
1/31斜里地区消防組合小清水分署は藻琴山(1000m)での救助を想定した初の訓練を実施。山スキーやスノーボードでの利用が増えている現状を踏まえ同分署は山岳救助に対応できるよう夏場も含め態勢を強化。小清水、大空、美幌、釧路管内弟子屈にまたがる藻琴山は近年、スキーなどの愛好家の人気を集め、利用者は増加傾向。けがや遭難も起きている。
新ひだか町静内の市街地近くを流れる静内川。町が1980年から進めたこの公園整備事業の最終仕上げとして、両岸を自由に行き来できるようにと96年に完成したのが長さ347・2mの人道橋「シベチャリの橋」。幅3m、橋台2基、橋脚9基。歩行者専用の橋としては全道一の長さ。公園一帯は一年中、ウオーキング愛好者らでにぎわう。町民憩いの場として定着した公園の象徴ともいえるシベチャリの橋。橋の上部には「パーゴラ」というステンレスのパイプを組み合わせ、約1キロ下流の国道から見ると、川の上流かなたに見晴らすペテガリ岳など日高山脈を代表する四つの秀峰とぴったり形が重なるように表現。夜は60通りのライトアップを楽しめるよう遊び心をちりばめた。
 2/1 1/29尻別(1107m)北西斜面で雪崩が発生。スノーボードをしていた札幌市手稲区の医師日下剛さん(44)が巻き込まれて立ち木に衝突し右腕の骨を折るけが。日下さんはスノーボーダー1人、スキーヤー5人と2班に分かれて滑降中で、標高700m付近で膝ほどの高さで発生した雪崩にあった。
2/5雄阿寒岳の麓にある「ひょうたん沼」の周辺をスノーシューで散策するイベントが10時から開かれる。エゾシカやエゾユキウサギなどの動物の痕跡や間近に迫る雄阿寒岳の景色などを楽しむ。定員15人。参加料1000円。昼食の弁当、飲み物は各自持参する。希望者は同日午前10時まで阿寒湖畔エコミュージアムセンターに集合。申込は同センターへ。
 1/30 第13回「山のトイレを考えるフォーラム」開催のご案内
テーマ:『北海道の山トイレ 今私達にできること』主催:山のトイレを考える会
①日時:2012年3月10日(土)13時30分~16時30分まで(受付開始:13時00分~)
②会場:札幌エルプラザ2階 「環境研究室2」札幌市北区北8条西3丁目 011-728-1222
③フォーラム内容:(1)各山域のトイレ問題について日頃、積極的に取り組んでいる会員(個人・団体)及び支援していただいている関係者による課題報告と提言(2)ディスカッション:改善に向けた今後の具体的な取組み、活動方法について討論
④参加費:資料代として500円
問合:山のトイレを考える会事務局/〒060-8589札幌市北区北9条西9丁目/北大大学院農学研究院内(担当:愛甲)/TEL&FAX:011-706-2452/mail:hokkaido&yamatoilet.jp(&を小文字の@に変更してくださいHP:http://www.yamatoilet.jp
1/27上川総合振興局は道が管理する大雪山系旭岳5合目の避難小屋「旭岳石室」で併設する携帯トイレブースの板壁が壊され、たき火に使われた痕跡が見つかったと発表。小屋の窓は開け放たれ中に雪が吹き込み使用に支障が出ている。旭川東署が器物損壊事件とみて調べている。小屋でバケツ代わりに使われていたオイル缶に板を入れ、燃やしたとみられる
 1/27 1/27えりも町教委は猿留山道についての学習会を町福祉センターで開催。札幌のエコネットワーク代表の小川巌さんが「猿留山道とフットパス 今後の活用と将来展望について」と題し話した。
中標津町の酪農家らが6年がかりで町の市街地から中標津空港、西別岳、摩周湖を経て、同管内弟子屈町に至る全長71キロのロングトレイル「北根室ランチウェイ」を整備。全行程の地図を作り今春から全国へ売り込む。キャッチフレーズは「飛行機を降りたら摩周湖へ歩こう」。整備したのは酪農家や公務員ら8人がメンバーの「中標津に歩く道をつくる会」。キャンプをしたり山小屋や養老牛温泉(中標津町)に泊まったりし、2泊3日での踏破を想定。
 1/26 1/22清里町教委主催の歩くスキーツアーが斜里岳ふもとで開かれ斜里岳やオホーツク海の流氷など景観を堪能し約12キロのコースで汗を流した。
1/29登別カルルス町の旧カルルス鉱山坑道跡にできる氷筍の観察を楽しむガイドツアーが開かれる。
1/16,17南富良野まちづくり観光協会は情報プラザで「南富良野新しい観光とまちづくりセミナー」を開き町民やアウトドア業者ら約60人が参加。「ニューツーリズムによる地域おこし」と題して東京の(財)日本交通公社の寺崎・観光調査部長が講演。屋久島や小笠原諸島で案内した経験から、自然ガイドの説明で自然の見方は変わるので、ガイドの質を上げることが必要。地元行政との連携も重要と述べた。
2/25,26NPO日本ノルディックウォーキング学校は湯元ホロホロ山荘(大滝区)で冬場の健康づくりに役立つスノーシューイングのガイド養成講座を開く。かんじきをはいて野山を歩くスノーシューイングを安全に楽しむための基礎知識や指導方法などを学ぶ。2/25は基本となるノルディックウオーキングのリーダー養成講座、2/26はスノーシューイングガイド養成講座を行う。誰でも参加できる。一般参加料は2/25の講座のみ1万2千円、2/26のみが5千円で、2日間のコースは1万7千円(その他、宿泊などは別料金)。定員30人。申込等は2/16までに同学校(大滝ノルディックウォーキング協会)のウェブサイト(http://www.phoenix-c.or.jp/~fujita/)等へ。
2/18根釧東部森林管理署は標津町営金山スキー場周辺で行う本年度5回森林公開講座「雪の森林を遊びたい!金山スキーウオーク」の参加者を募集。隣接する国有林内を歩くスキーやスノーシューを履いて散策する。 定員20人で参加費は千円(保険料、写真代込)。申込は、郵便はがきに参加希望者(複数場合は全員)の住所、氏名、年齢、電話番号、悪天候で2/25に順延した場合の参加の有無、歩くスキーかスノーシューのどちらで参加するか、何を見て応募したかを記して、2/10までに〒086・1652、標津町南2西2、同管理署。
 1/22

過去12年間による人気のある北海道内の山ベスト10は、①ニペソツ山②トムラウシ山③カムイエクウチカウシ山④芦別岳⑤群別岳⑥1839峰⑦ピリカヌプリ⑧エサオマントッタベツ岳⑨羊蹄山⑩幌尻岳ということが、函館在住の坂口さんの調査で分かった。北海道の山メーリングリスト(約600人)による「わたしの一名山」の投稿によるもの。日高山脈が根強い人気を保っている。

道道京極定山渓線(天狗小屋~豊羽鉱山)の通行止めについて、災害復旧工事のため下記のとおり通行止めとなっている。①規制場所:道道京極定山渓線の一部(天狗小屋から豊羽鉱山まで)②規制期間:平成24年1月5日7時から平成24年3月下旬まで(一般車両)③規制内容:終日通行止め(一般車両)詳しくはhttp://www.city.sapporo.jp/minami/doboku/tsukodome.html
かみふらの十勝観光協会は東京・銀座のソニービル前で十勝温泉の湯を使った足湯を設け、街行く人に上富良野町の観光PR。北海道PRイベントの一環。会場の背景に十勝連峰の写真パネルを置き、特産のラベンダーグッズ販売や町在住の画家後藤純男さんのパネル展示などの演出も施し来場者に特製タオル入りの記念品を配った。
ヒグマが頻繁に出没する斜里町で町が防災情報を配信するメールでヒグマの情報を送り注意を呼びかける取り組みが、3月から始まる。町は市街地や知床の観光地など人が暮らす地域でも、ヒグマの出没が相次ぎ、去年1年間で830件の目撃情報が寄せられた。このため人に危害が及ぶ恐れのある場所でヒグマが目撃された場合すぐに住民に知らせるため、メールで出没情報を配信するサービスを3月から始めることに。メールの配信はパソコンや携帯電話での登録が必要で、町では、多くの人に登録してほしいと呼びかけている。
 1/20 世界の山岳写真家らの秀作を集めて米国で今冬、出版された写真集「Mountain」に弟子屈町在住の自然写真家水越さん(73)の作品が収録。収録された水越さんの作品は1979年にインド、パキスタン、中国の国境地帯にあるカラコルム山脈で、漆黒の闇の中に浮かび上がる雪の峰を撮影した「HAWK」。1冊85ドルで、日本ではインターネット通販のアマゾンなどで購入できる。収益は全額、山岳団体・米国アルパインクラブの図書館に寄付。
根室半島一円のエゾシカの有害駆除が年明けから2/6までの予定で始まり根室市農林課では歩くスキーや野鳥観察で野山に入る人に注意を呼びかけている。今回の駆除は鳥獣保護区、国有林野を除く根室半島一円で1/10から始まり、2/6までの期間中に180頭の計画達成を目指す。
1/14、15上富良野冬期山岳事故防止委員会は吹上温泉保養センター白銀荘周辺で雪崩事故防止や救助について学ぶセミナーを開き、26人が参加。富良野岳から三段山にかけての地帯は深雪を滑るバックカントリースキーが人気で、事故防止を目指して同会が毎年セミナーを開いている。参加者は雪中のビーコンを捜索したり、雪崩を察知する積雪断面の見方を学んだりした。今年は上級者コースを初めて設け、三段山の登山口から1時間近く上り、ロープを使った救助方法やビバークのやり方も学んだ。
1/15紋別市内の大山(標高334m)山頂で今季初めて流氷が確認。
1/24,25北海道大沼国際交流協会は両日午前10時から正午まで日暮山をスノーシューで歩く自然観察会を開く。
1/29冬のエルフィンロード(道道札幌恵庭自転車道線)を歩くスキーで楽しむ催しが午前10時から北広島市総合体育館発着で行われる
2/18根釧東部森林管理署は標津町営金山スキー場周辺で行う本年度第5回森林公開講座「雪の森林を遊びたい!金山スキーウオーク」の参加者を募集中。国有林内を歩くスキーやスノーシューを履いて散策する。問合は同管理署へ。
 1/12 昨年4月に開館したサロベツ湿原センターは冬季も開館。スノーシューで周辺を散策するツアーなども提供。スノーシューは、1日千円、半日500円で借りれる。参加者が2人以上集まれば同センターを運営するNPOサロベツ・エコ・ネットワークがガイド付きツアーを提供。コースによって1時間半から2時間で、大人1500~2千円。レンタル、ツアーとも、2日前までの予約必要。3月末迄となる冬期間開館は、月、火曜を除く午前10時~午後4時。
1/9第28回滝野公園歩くスキー大会が札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園で開かれた。道内外から4~91歳の474人が参加。長野、ソルトレーク両五輪のクロスカントリー代表の古沢緑さんが走法をアドバイスした後、参加者は6、10、16キロの3コースに分かれゴールを目指した。
富良野スキー場開設50年記念事業実行委員会が宿泊客のウエルカムパーティーを北の峰地区の五つのホテルの持ち回りで開いている。2回目の1/7は富良野プリンスホテルで開催。スキーツアーの宿泊客は無料で参加でき、約140人が集まった。2/11と25、3/17にも開かれる。
倶知安町がまとめた昨年12月末の町内で働く外国人登録者数は前年同期比で11人多い530人で過去最多。スキーのインストラクターなどアウトドア会社の従業員が増えたとみられる。国別では①オーストラリア280人②英国71人③ニュージーランド40人④米国22人⑤ネパール21人など。多くは冬期間のみの滞在。国籍は昨年より6カ国多い計34カ国で、今年は南米諸国などからも訪れるようになった。
ツーリズムてしかが(川湯温泉2、白石悠浩社長)は15日から、弟子屈町ならではの着地型旅行商品「馬そりで行く硫黄山ヒストリーツアー」の販売を開始する。2011年冬に引き続いての商品化で、今回は馬そりの運行に加えて、スノーシュー体験も盛り込んでいる。
 1/9 1/9旭岳スキー場で1/8から行方不明になっていた男性が1/9午後自力で下山。男性は「コースの外を滑っていたところ方向が分からなくなった」と話しているということ。一時行方がわからなくなっていたのは札幌市白石区に住む会社員・中島さん(38)。旭岳スキー場に1人で出かけたまま夜になっても宿泊先のホテルに戻りませんでした。警察などが9日朝からスキー場や周辺を探していましたが午後2時前になって中島さんが自力で歩いて下山してきたということ。スキー場のコースの外をスノーボードで滑っていたところ方向がわからなくなった。雪に穴を掘って一晩野宿をしたと話している。
1/4えりも町郷土資料館支援団体の「北緯42度の会」は新春恒例の里山歩きを行い本町地区の三角山(213m)に登った。11人は寒風をついてシカやキツネの足跡が多数残る雪面に足を取られながら1時間ほどで登頂。北西のアポイ岳、北側一帯にそびえるルシチ岳をはじめとする山や白波が立つ太平洋など360度の眺望に歓声を上げた。
1/5伊達歩くスキー協会は紋別岳で恒例の新春登山会を行った。雪模様のため7合目で引き返したが、参加した会員約40人がゆっくりと雪山歩きを楽しんだ。
 1/8 増毛山道の完全復元に向け地元住民らでつくるNPO増毛山道の会は2012年、石狩市側に抜ける残りルートの調査に乗り出す。すでに復元した増毛側ルートでは昨年、初の体験トレッキングを実施しており新たな観光資源として期待が高まる。GPSなどで大まかな山道の位置は把握しており雪解け前の3、4月にも、同会会員がスキーで移動しながら樹木に目印をつけ、復元予定ルートを確定する作業を行う。全ルート踏破には数年を要する見通し。今年は既存ルートの体験トレッキングの開催や、新たに外部機関を交えた検討会の設置を予定。
昨年12月に新ひだか町民有志の会「しずない遺産友の会」は道道静内中札内線(日高横断道路)の通行止め区間の早期供用などを求める知事あての要望書を提出。要望書は「静内、高見ダムを含む日高山脈の森林、渓谷は多くの人に愛されている」「町の遺産ともいえる奥高見開拓地を利用した郷土の活性化を推進するために」と、通行止め区間の整備と供用開始を強く訴えた。2145人の署名も添えられた。同線の開通は道の財政難などを利用に建設途中で凍結され同会が供用を求める区間も岩盤崩落などで2003年から一般車両は通行止めになっている。
東自動車道夕張IC-占冠IC間開通後、夕張ICがある夕張市紅葉山は道東道と並行して走る国道274号の交通量が激減。登山者等は利用しているが土産物店やコンビニエンスストアなどは客足が遠のき素通りの不安が現実に。来夏の観光シーズン本番に向け夕張に立ち寄ってもらう戦略づくりが課題に。
 1/4

札幌市は新年度中にクマ対策の専門部署を設置する方針を固めた。昨秋、住宅街でクマの出没情報が相次いだ。今後も市街地に出没する可能性が高く、市の関連業務が増えることが予想されるため市役所内で複数の部局にまたがった窓口を一本化することで、的確で迅速な対策を実現したい考え。

12/28洞爺湖有珠火山マイスターネットワークは立ち入り規制区域の有珠山の銀沼火口周辺を散策する現地学習会を開いた。冬季の同区域での散策は初めて。同ネットワークは、噴火の歴史や防災の教訓を伝えるマイスターで構成。夏場にツアー客らを対象に現地ガイドを行っている。
 1/1
本年も「山岳ニュース」をよろしくお願いたします。また皆様からの情報提供などを引き続きお願いいたします。さて、道内は各地で穏やかな元日の朝を迎え、札幌や納沙布岬などでは美しい初日の出が見られました。札幌・藻岩山展望台の初日の出です。予定より少し遅い午前7時4分頃、太陽が姿をみせ頂上に居合わせた自衛隊さんらは、今年こそ平穏な年になってほしいと願っていました。ると訪れた人たちから歓声が上がりました。恵庭岳や札幌岳が美しく朝日に映えていました。展望台もリニューアルし、ロープウエー&ケーブルカーの利用者が多いですが、毎年登登山愛好家も多く、慈啓会コースの登山口駐車場は5時頃から満車状態でした。
 12/30 12/27釧路署は捜査に協力した釧路市の自営業・高橋さん(46)と遭難者の救助にあたったNPO阿寒観光協会まちづくり推進機構に感謝状を贈った。阿寒観光協会は所属する山岳ガイドが9/22雌阿寒岳で遭難者の救助に加わったほか外国人客への通訳確保にも貢献。

12/28えさ不足などで冬眠しないヒグマがいる恐れがあるとして道は市町村に対し生ごみを放置したり野山で単独行動を取ったりしないよう住民に注意を呼び掛けることを文書で要請。年末年始は、ごみが多く出ることやスキーなどのレジャーで野山に入る人が増えることが予想される。文書は冬眠入りしていないヒグマがいる恐れがあることをあらためて周知し、ごみの管理徹底、野山に入る場合は単独行動を避けて鈴などを鳴らすことを住民に呼び掛けるよう求めた。道によると今月上旬に函館、森、八雲の3市町で計4頭のクマが捕獲、小樽市内でヒグマの足跡が多数見つかっている。

12/28洞爺湖有珠火山マイスターネットワークは立ち入り規制区域の有珠山の銀沼火口周辺を散策する現地学習会を開催。冬季の同区域での散策は初めて。参加したマイスター9人が夏とは違った光景に関心を寄せていた。参加者は有珠山ロープウェイ山頂駅付近から立ち入り規制区域に入り標高差約150m、2キロ超の行程をスノーシューとスキーストックを使って2時間かけて歩いた。道中は有珠山頂や洞爺湖をはっきりと見渡せた。夏は草やぶに覆われているが、周囲の雪が熱で溶けたことで新たな噴気口も発見できた。
ニセコいわない国際スキー場が地元の有志らによる運営に替わって10年目のシーズンを迎えた。圧雪車で登り、新雪を滑るツアーなど独自の運営方針が奏功。近年は一定の利用客を確保。岩内岳の北側斜面にある同スキー場は、民間会社が1980年に開発。その後、運営会社が変わるなどして2002年に撤退した。地元のゲレンデを守ろうと、体育協会などでつくる地域振興協会が同年冬から運営を始めた。07年からは圧雪車で旧リフトのあった標高700mまで登る「キャットツアー」を開始。新雪のゲレンデを独占できると外国人にも評判となり、今季は既にほぼ満杯の50組以上の予約がある。
12/27サッポロテイネスキー場から「滑走中の中学生7人がコースから外れ、戻れなくなった」と110番通報。道警などが捜索し同日道警ヘリが山頂から約4キロ南の山林で7人を発見し、救助した。7人にけがはなかったが、1人が低体温症の疑いがあるとして市内の病院で手当てを受けた。7人は同市手稲区に住む中学2年の男子。山頂から同スキー場ハイランドゾーンにある中級者用のパノラマコースを滑っていたところ滑走禁止区域に迷い込んだという。1人が携帯電話で同スキー場管理事務所に通報。
 12/29 利尻高が(財)日本学校体育研究連合会の全国学校体育研究優良校に選ばれ表彰状が同校に伝達。道内の高校では今回唯一の表彰。1988年から行っている利尻山(1721m)の全校登山など「ふるさと教育の活動を通した体力増進の取り組み」が評価。利尻高は利尻山全校登山、利尻島1周53・5キロを歩く全島1周強歩遠足、隣の島から利尻島を見直す礼文島トレッキング(96年までは全島1周洋上研修)を毎年順番で実施。今年は6/30に礼文島トレッキングをした。すべてを達成した生徒は「三冠王」として卒業式で表彰されている。
1/1新年を手稲山で迎えたい。初日の出を手稲山で見たい。誰よりも早く初滑りを楽しみたい。北海道一高いお宮で初詣をしたい。 という方を対象に毎年サッポロテイネの記念イベントとして開催。手稲山山頂から初日の出を迎え、初すべりを楽しむ欲張りなイベント。イベント内容6:00~サミットエクスプレス運航開始(9:00より通常運行)7:06頃~コース開放、日の出とともにコースを開放、7:30頃~特別企画 山頂「餅まき」、ホットカフェ1024にて豚汁の販売
12/26美瑛岳(2052m)で09年7月茨城県つくば市の会社が企画したツアーに参加した女性が凍死した遭難事故で、旭川地検は業務上過失致死の疑いで書類送検されていた同社社員のツアーガイドの男性(36)=つくば市=を起訴猶予処分とした。地検は処分について①出発前の天気予報では天候が回復する見込みだった②被害者を背負って運ぶなど救命措置を尽くしている③遺族が処罰を求めていない-などの事情を酌んだとしている。男性は参加者3人を連れて登山中、強風にさらされて凍死する危険が予測できたにもかかわらず引き返すなどの注意義務を怠り兵庫県姫路市の会社役員の女性(64)を凍死させたとして、今年9月に書類送検されていた。
 12/27 鷲別岳(室蘭岳911m)中腹にある室蘭岳水神社(430m)で1/1午前6時半~同10時、元旦のご来光を拝みにくる登山者に甘酒やみかんを振る舞う催しが行われる。室蘭岳水神社保存会と室蘭ハイキングクラブが寒さの中、登山者に暖まってもらおうと毎年行っている。水神社は近くからわき出る水の恵みに感謝し1963年に室蘭市水道部が建立。木造の鳥居は老朽化が著しく今年9月に同保存会がプラスチック製の新しい鳥居に替えた。
12/23藻岩山(531m)にある「もいわ山ロープウェイ」が改装オープン。山麓、中腹、山頂の各施設を改装。山麓から中腹までのロープウエーに新しいゴンドラを導入し中腹-山頂間にはケーブルカーを敷設。山頂展望台では札幌や藻岩山の成り立ちを3D映像で学べるほか悪天候でも楽しめるよう最新鋭のプラネタリウムもある。営業時間は12~3月は午前11時~午後9時、4~11月が午前10時半~午後10時。元日は午前5時~午後5時。料金はロープウエーが大人1100円(小学生以下550円)、ケーブルカーが大人600円(同300円)。
 12/23

本年もいろいろなニュースがありましたが、管理者が独自で選んだ10大ニュースです。若干記事の内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ださい
道内山岳10大(重大)ニュース及び2010年全国遭難件数

 12/21 札幌市南区簾舞の工房ノーライトデザインで今年も西洋かんじき「スノーシュー」の製造が始まった。同工房は国内唯一のスノーシューメーカーで16年前から製造している。当時は米国産などの輸入品が主流だったが北海道の深雪だと足が抜けなくなるなどの不都合があったため独自に開発。同工房では年間600足を手作りで製造。個人だけではなく警察や消防、狩猟者などからの注文も多い。ウオーキングタイプで1万7850円。
登別温泉の地獄谷などを管理する自然公園財団登別支部は今季から本格的に冬の観光対策を始めた。無料貸し出し長靴を30足に増やし遊歩道の転倒防止用ロープ設置の総延長を約1キロに延ばした。長靴の貸し出しと転倒防止用ロープの設置はともに昨年から実施。昨年、長靴は大人用5足を用意し、昨年12月から今年4月末まで延べ74人に貸し出した。今年は家族での利用を見込み子供用15センチ、20センチ各2足も加えて計30足にした。転倒防止用ロープの設置は地獄谷周辺の遊歩道は急斜面が多く路面が凍結すると転倒事故の危険があるため。樹脂製ロープを高さ1・5mほどに張り巡らしロープを持って伝い降りる。今年は「舟見山第2遊歩道」(約230m)を追加し、安全対策を充実させた。
 12/15 登山計画書の提出数が道警釧路方面本部管内で今年11月までに4349人分に達し過去最多を更新。インターネットで提出できる新システムが奏功。昨年を1018人上回り最多だった2008年の4098人を超えた。内訳は阿寒(雌阿寒岳、雄阿寒岳など)が1469人と昨年より517人増。大雪山系(トムラウシ山など)は1180人で415人増えた。氏名や連絡先、行程などを書き込む登山計画書は遭難時の速やかな救出に役立つ。道警は今年2月、ホームページによる提出システムを導入し普及を進めた。ただ未提出者はまだ多く今年の阿寒地区でも提出したのは全登山者の1~2割。
黒岳スキー場で12/11から12日朝にかけ、スノーボードをしていた留萌市の男性会社員(44)が一時、行方不明。男性は無事発見けがもなかった。男性は友人と2人でスキー場を訪れ滑っていたが別行動中にコース外で沢に転落して迷い山中を歩き回るなどして一夜を過ごした。黒岳ロープウェイ山麓駅付近まで自力でたどり着き捜索中の道警山岳救助隊に保護。
 12/13 12/10倶知安町のニセコグラン・ヒラフスキー場は開業50周年を記念しゴンドラ(運行距離1878m)を4人乗りから8人乗りに更新。スキーセンターも新設し同日オープン。総事業費は約10億円。ゴンドラはスキー場のふもとと標高約750mの中腹を結び更新で速度は秒速約6mにアップ。乗車時間は約2分間短縮され約6分間、1時間に約2千人を運ぶ。
ふらの観光協会は市内の観光情報をまとめた外国人向けの無料冊子を作製。昨年は富良野スキー場や街中の飲食店情報が主で、冬場に富良野を訪れた観光客向けに1万部配布。今回は夏にスキー場で登山が楽しめることなどの夏のイベント宿泊施設も紹介。3万部あり12月中にも市内や新千歳空港や旭川空港で配布を始める。表記は英語で一部韓国語も添えた。A4判変形カラー87ページ。
帯広市内の洋画家・福智さん(53)が日高山脈を描いたアクリル画で「ハートアート・イン・ローマ2011~日伊芸術交流祭」の洋画部門の大賞を受賞。日伊芸術交流祭は国内外で展覧会を開いている美術団体「ハートアートコミュニケーション」の主催。日本の現代美術家の洋画や日本画、彫刻など約320点をローマの観光地にある博物館に展示しイタリアの美術関係者らが審査。独特のタッチで描く日高山脈に定評があり2004年にもフランスの芸術祭で入賞。
 12/9 12/23藻岩山に新たに建設している観光施設とロープウエーが開業。札幌市東区の印刷デザイン会社「キューアールシー」社長の渡辺さん(38)は新装オープンを記念し、藻岩山のペーパークラフトを制作、商品化。「やまつみ 札幌藻岩山」(1セット3360円)。材料に牛乳パックなどの再生紙を使い、厚さ0・6ミリの厚紙34枚をのりで張って51段積み上げると、起伏のある藻岩山が完成する。縮尺は2万5千分の1。山の形状や高さをリアルに再現しようと、材料制作には国土地理院の地形図を許可を得て活用。等高線10mに付き1シートあり、手間をかけて積み重ねるのも楽しみの一つ。実際の登山ルートもイメージできるようにと、「慈啓会病院前コース」など計5ルートも赤線で表示。自身も山登りが趣味の渡辺さんは登山家の参考になるような実物に近い紙模型を商品化できないかと、これまで富士山を手始めにトムラウシ、幌尻岳、利尻富士を相次いで商品化してきた。富士山については、遠く香川県からも注文が来ている。各商品は市内の登山専門店、秀岳荘本店(北区)と白石店で予約販売を受け付けている。
12/6鷲別岳(室蘭岳)に5年前から登頂を続けている室蘭市の楠木さん(81)は登山中に撮影した室蘭岳の四季の花をまとめたDVDを室蘭市青少年科学館に寄贈。DVDは16分間。春に咲くシラネアオイなど115種類の花の写真が、1枚ずつ名前入りで写し出され、音楽もバックに流れる。健康目的に登頂を始めた楠木さんは室蘭岳に984回登っている。趣味のカメラで登山道周辺の花を撮影し、10年前から始めたパソコンを使い、写真をDVDにまとめた。室蘭岳の自然を映像でわかりやすく編集したもので、子供を含め多くの人にも見てもらおうと同館に寄贈。
旭岳温泉にクロスカントリースキーコースがある東川町は国内トップ級の選手を対象としたナショナルトレーニングセンターの強化拠点施設指定に向け東川町合宿の里推進協議会を設立。指定を受ければ国からの補助金年間3千万円程度が見込まれコース整備やナイター設備の充実を図ることができる。強化拠点指定のライバルは長野県などとされるが東川は旭川医大と連携し、けが人のリハビリなど、専門医のアドバイスを受けられるようにして差別化を図る。また、11月上旬から5月連休ごろまで滑走可能という利用期間の長さも強み。旭岳温泉のクロスカントリーコースは標高千メートルにあり、全長7・2キロ。この地区での選手合宿は、企業の遠征費削減などで、09年度で延べ8100人と減少傾向で、宿泊費の安い他地域の宿泊施設に流れるケースも出てきた。
北見市は石北峠に新しい観光看板を設置。北見を網羅する鳥瞰図で各自治区の多彩な観光スポットを紹介。国道39号で最も高い標高1050m地点の駐車場内に設置した看板は幅4m、高さ2m。カラマツ材を使い市が10月に設置した石北峠の標柱の横に据え付けた。北見全体をイラストで描いており、温根湯温泉や北見ハッカ記念館、ワッカ原生花園などの場所が一目瞭然。
12/4第1回湿原の風・クライミングコンペが釧路市内の湿原の風アリーナで開かれ、初心者から経験者まで約30人が、クライミングの腕を競った。釧路山岳連盟釧路クライマーズネットワークの主催。釧路、十勝、オホーツク管内の高校生から56歳までが参加した。高さ12m幅5mの突起物の付いた壁に設定されたルートを、制限時間内にどこまで高く到達できるかを競った。
 12/6 黒岳スキー場がパウダースノーを求めるスキーヤーで賑わう。11月4日にオープンする予定だったが、まとまった降雪がなく、3週間ほど遅れて11/27オープン。現在は7合目付近で積雪が約1mに達する。上川管内では富良野スキー場(富良野市)が既にオープン。
12/1深川市美術交流協会の前会長で、がんを患い2月に75歳で亡くなった佐藤武史さんの追悼展がアートホール東洲館で始まった。山岳写真40点が展示。佐藤氏は理容店を営むかたわら22歳で登山と写真を始めた。大雪山系を中心に足を運び、写真道展など数々のコンテストで入選経験がある。12/15までで入場無料。月曜休み。
 12/3 12/1クマの目撃情報が相次ぎ閉鎖されていた札幌・藻岩山の登山道などの立ち入り規制が解除。付近の住民も、クマ騒動が一段落したことにほっと。2か月ぶりに閉鎖が解除されたのは藻岩山登山道の出入り口などあわせて9か所。クマの出没が相次いだ10月以降、札幌市では旭山記念公園周辺の登山道の閉鎖を続けてきたが先月16日からクマの目撃情報はなくパトロールをしてもクマの痕跡が見つからないことから閉鎖を解除。(付近の人)「ほっとしている。夜寝ているときにガサッと音がしたら心配だった」しかし、市内にはまだ閉鎖を続けている公園などもあり、札幌市では、安全を確認した上で年内をめどにすべて解除したいと話している。
12/2大雪山系旭岳の四季折々の風景を収めた写真展が札幌で開催中。「心の山~大雪山・旭岳」展は札幌の写真家・横山啓治さんが大雪山系の四季折々の風景を10年以上にわたって撮影してきた写真展。会場には雪に覆われた旭岳の写真や紅葉の旭岳の写真など32点が展示。札幌市中央区の富士フイルムフォトサロンで12/7まで。
十勝岳温泉郷の吹上温泉保養センター白銀荘と凌雲閣、カミホロ荘、バーデンかみふらのの4施設は12/1から12/30までの平日、新聞折り込みで町内に配布されたクーポン券を持参した大人を対象に入浴料を400円に割り引く。また12/1から来年3/30までの平日、70歳以上と身障者の町民の入浴料を200円に割り引く。利用の際は身分証明書が必要。土日祝日と12月31日~1月3日は除く。同期間、各施設の利用者は町営バス十勝岳線の復路が無料になる。問い合わせは各施設へ。
富良野市は市街地に近い朝日ケ丘公園内の市道を11月末ごろまで通行止めに。同公園のある通称なまこ山の一方通行道路で11/17にヒグマの親子の足跡が発見されたため。その後、巡回しているが新たな足跡は見つかっていない。

お陰様で山岳ニュース記事6500件を突破しました。(2011/7/10)
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