月 日 内        容
3/11
3/8自衛隊上富良野駐屯地の冬季遭難救援隊が十勝岳吹上温泉登山口付近で雪崩遭難事故に備える山岳救助訓練を行った。安政火口周辺の雪崩で登山者4人が遭難死した事故をきっかけに駐屯地の部隊で救援隊を組織して2シーズン目。隊員60人が出動し初めて地元の山岳救助隊の5人を指導役に標高千メートルの冬山で訓練を実施した。
3/14江別野幌森林公園を守る会は午前9時から同公園全域で天然記念物クマゲラの一斉調査を行う。1987年から市民ボランティアを募って調査を続けており24回目。
3/9
北見市の植田さん(67)が仁頃山(829m)頂上に作ったかまくらが登山者の憩いの場に。冬場の山登りを楽しむ人たちに一息できる場所にしてもらいたいとして3月中ごろまで開放。
3/3日高地区林野火災予消防対策協議会が日高支庁で開かれた。協議会では林野火災予防の強調期間を4/1から5/31までと設定。予防意識を高めるため啓発ポスターを掲示したり登山口に山火事注意の旗を掲げるなど活動方針を決めた。
芦別市商工観光課は市の観光ガイドブック「芦別Mode」の表紙を一新し市内の観光施設や旅館・ホテルなどに配布。新しい表紙は新城町から芦別岳方向を見た写真で広い青空と白い雲が印象的。撮影者は北海道写真協会芦別支部の薮さん。費用は124万円で1万部印刷。 
3/4
自分のブログで旅の様子や感想を発信することを参加条件にした首都圏から利尻島への冬季観光モニターツアーの一行16人が1日まで2泊3日で島内に滞在。利尻空港の発着便は夏の搭乗率は70%以上だが冬は10%台のため利尻富士町などでつくる冬季利用促進協議会が冬の搭乗率向上と観光開発を目的にツアーを企画。国土交通省が委託事業として離島路線維持の取り組みを募集していたことからブログも使った今回の企画を応募。同省が費用の一部を負担して羽田発着1万8千円と格安料金が可能となった。一行は2/27に利尻入り。3日間で島内一周観光のほかスノーシューをはいて利尻山の標高600m付近まで散策などを体験。
北海道山岳連盟は3/18、20、4/3、4日に初心者向け登山教室を開く。3/18午後1時〜4時は札幌市白石区の秀岳荘白石店で講習会を開き、春山登山の基礎知識を学ぶ。参加費千円で直接会場へ。3/20は札幌市南区の藤野富士を4/3、4日は日勝峠周辺の山をスノーシューで歩く。いずれも現地集合で参加費は藤野富士が4千円、日勝峠は宿泊費を含め1万8千円。3/15までに氏名と電話番号を記入の上、同連盟の神山健さん(電話兼ファクス011−583−6857)へ。
3/2
2/24トムラウシ山(2141m)で昨年7月登山ツアー客ら8人が凍死した遭難事故で日本山岳ガイド協会の特別委員会は引率したガイド3人の連携や対応に問題があった上、ツアー会社にも天候悪化に対する危機意識の甘さがあったとする最終報告書をまとめた。同山ではツアー客15人とガイド3人のパーティーが遭難。強風や雨の中、ガイド1人を含む8人が低体温症で死亡した。北海道警は業務上過失致死容疑で、東京都千代田区のツアー企画会社を家宅捜索するなど捜査を進めている。報告書は、当日初対面のガイドが「気象状況や参加者の体調、力量を十分に検討した形跡がなく、3人がばらばらに判断した。そのためパーティーとして機能せず、ビバークの判断が遅れ、持参したテントも活用しなかった」ことが惨事を招いたとした。途中、ツアー客に低体温症の兆候が出たが「特段の対応はなかった」と指摘した。一方、ツアー会社については、8人が59〜69歳と高齢なため「悪天候に遭遇した場合、かなりシビアな状況になることは予測できた」のに、危機対応をシミュレーションせず、危機回避のための判断基準も社内になかったと批判した。報告書は再発防止策として、日本山岳ガイド協会が、大人数のツアー客を引率するガイドに特別研修や低体温症の学習会を実施することなどを挙げた。特別委の節田重節座長は「ツアー会社は、過去の遭難例などを盛り込んだ、より実践的な『安全マニュアル』を作り、実行するべきだ。尊い犠牲を今後に生かしていく」と話した。
2/27トムラウシ山(2141m)で死亡した遭難事故を受け原因や再発防止策を議論するシンポジウムが神戸市で開かれた。「海の上で暴風雨に遭ったようだった。まともな休憩さえ取れなかった」。ツアーに参加し自力下山した戸田さん(66)=愛知県清須市=は冒頭、山中での極限状況を報告。「亡くなった人たちのことを考えると生きて帰ったこと自体が罪なのではと思うことがある」と複雑な胸中を明かした。
海峡登山友の会は3/7から1泊2日で津軽海峡を一望しながら知内岳・奥丸山・丸山を歩く冬山縦走登山会を開く。約6時間かけて計14キロを縦走する。
2/26道は民間に移管していた「北海道アウトドア資格制度」の運営を2011年度に道直営に戻し知事名の認定制度とする方針を固めた。同制度をめぐっては昨夏に大雪山系のツアーで死者10人が出た遭難事故を機にガイドの質向上に向けて普及を求める声が強まっていた。道が再び直接関与することで頭打ちの資格取得者数の増加を目指す。同制度は道が02年度に全国で初めて導入し昨年度末までの資格取得者は634人。当初は知事が資格を認定する方式だったが06年度以降は民間に運営を移管。運営団体の代表者が認定者となった。年間の資格取得者数は初年度の189人から、昨年度は36人にまで減っていた。アウトドア団体や大学教授らでつくる同制度の見直し検討会は2/26の会合で道の直営化を含めた制度見直しの基本構想素案をまとめた。素案では直営化後は道が資格の認定主体となり資格試験の実施のみ民間委託する方式としたほか、資格取得者の研修会開催、定期的な制度の点検や見直しを行う仕組みの創設も盛り込んだ。また資格は技能に応じ3段階とし、対象分野は現在の山岳、カヌー、ラフティング、自然、乗馬の5分野以外も検討。
礼文町高山植物培養センターは人工培養のレブンアツモリソウを厳冬期に開花させることに初挑戦し成功。レブンアツモリソウは礼文島だけに自生し本来は5月下旬から6月中旬に咲く。人工培養ではこれまでに夏から初秋にかけて開花させているが今回は暖房と植物育成用ランプで温度と光量を調節し今月18日にかれんな花を咲かせた。開花したのは3鉢でセンターと町役場町長室、うすゆきの湯で1鉢ずつ公開。うまくすれば10日間ほどは花が見られるという。
2/27
2/19登山家・栗城史多さんを招き比布町農村環境改善センターで「想いの実現・エベレスト単独無酸素登山から学んだこと」と題する講演会が開かれた。町内外の約250人が熱心に聞き入った。
2/23網走支庁主催のモニターエコツアーが行われ参加者は網走市能取岬下の神秘的な氷の滝を見た。アイスクライミングの訓練場として地元登山家らに知られているが自然ガイド引率でも訪れる人はまだ少なく、エコツアーの隠れたスポット。能取岬近くの道道沿いの林から細かい流氷が残る海岸沿いに下り高さ30mほどの滝数カ所を望む約2キロを散策。参加者10人は滝と海の両方を眺め冬だけの絶景を楽しんだ。
2/24昨年7月、大雪山系トムラウシ山(2141m)で中高年のツアー客ら8人が死亡した遭難事故で日本山岳ガイド協会(東京)の調査特別委員会は最終報告書を公表した。事故の原因をガイドの判断ミスとしたうえで国が関与し能力に応じたガイド資格の導入も検討するべきだと提言。調査委は昨年12月の中間報告で事故の背景や原因についてまとめた。今回の報告書では再発防止策を新たに付け加えた。最終報告書によると今回の事故の責任は第一義的にガイドのミスとし対応が後手後手に回ってパーティー全体を危険に追い込んだと分析。そのうえでツアーを主催したアミューズトラベルについて他社がコスト高などから撤退しているプランを惰性的に継続するだけの安易な運営が行われてきたなどと批判。旅行業界がツアー登山を観光の延長線上に安易に商品化していた面も事故の背景にあると指摘。
40代から高所登山に取り組みエベレストをはじめ7大陸の最高峰をすべて制覇した札幌の久末真紀子さん(60)が各ピークへの山行や仲間との交流をつづった「世界のてっぺんに立った!」(北海道新聞社刊)を出版した。札幌中央勤労者山岳会に所属。今後は海外で日本語教師をする計画。四六判304ページ。1575円
2/23北見地区消防組合消防本部は北見市富里の仁頃山(829m)で冬期山岳救助搬送訓練を行った。3合目から要救助者に見立てた隊員を担架で下ろし、所要時間や手順を確認した。同山の登山者は通年で延べ1万人ほどいるといわれる。同本部は昨年9月の夏山訓練を行い、今回冬山では初めてとなる訓練を実施した。
老朽化で倒壊の恐れがある羊蹄山の避難小屋を環境省が建て替える方針を決めたことについて倶知安町など地元5町村は「一歩前進」と歓迎。現在の小屋を所有・管理する道も新年度に応急処置として補強工事を行う予定で登山者の安全は確保。環境省は新年度に現地調査し、基本計画策定に取り掛かる。
樽前山(1041m)の登山者の3割が札幌から訪れていることが苫小牧市の「樽前山の自然を愛する会」が初めて行った登山者動向調査で分かった。また、これとは別に同会が行った植生調査で高山植物の踏み荒らしなどのマナー違反が目立った。調査は環境省支笏湖自然保護官事務所と共同で行い昨年6〜10月に登山口の入山者名簿に記入があった1万5865人について分析。住所別では札幌が29・6%と最多、地元の苫小牧・胆振東部(23・1%)よりも多かった。このほか千歳・恵庭(13・2%)その他の道内(17・9%)道外(13・9%)などだった。また、どの登山コースを選んだか推計。駐車場がある7合目ヒュッテから小一時間で登れる一般的な登山ルートの「東山コース」が全体の6割を占めた。一方、植生調査は6〜8月に会員が延べ20回、登山道を歩いて実施し森林限界(600m)から上で78種類の植物を確認。以前は群生していたオオウメガサソウやイワヒゲは数十株程度に減少。また見晴らしのいい場所で高山植物の踏み荒らしが目立った。 
積丹観光協会は雪上車の搭乗体験を盛り込んだ新企画の観光イベントを3月下旬に行う。人気の「どっこい積丹 冬の陣」として取り組む。キャッチフレーズは「誰も知らない冬の積丹!」。町内美国、余別の旅館や民宿に泊まる1泊2日のパックツアー(募集定員30組60人)で3/20、3/21に実施。目玉は積丹岳のふもとでの雪上車搭乗。ツアー初日に町内婦美地区の登山口から2合目半にある休憩所に向かいシラカバの樹液の採取や地元の海の幸がたっぷり入った「浜鍋」を味わう。
NPOひがし大雪自然ガイドセンターは3/6、7の両日冬山登山や山スキー愛好者向けに「初心者のための雪崩事故防止講習会」を開く。初日は町内の糠平温泉文化ホールで雪崩の発生メカニズムや低体温症への対応などを講義する。2日目は実技で三国峠周辺に出かけ遭難者の捜索や実際に雪に埋もれる体験。定員20人。参加費は2日間で1万円。事前申込が必要で定員になり次第締めきる。申込は同センターпF01564・4・2261。 
3/10十勝地方山岳遭難防止協議会は帯広市のとかちプラザで安全登山講習会を開く。2009年7月に新得町の大雪山系トムラウシ山で登山ツアー客ら計9人が死亡した国内の夏山史上最悪の遭難事故を踏まえた初の試みだ。同協議会は従来、ポスターやインターネットのホームページなどで啓発活動を行ってきたが安全な登山のための基礎知識を確実に普及させようと対面型の指導を行うことにした。当日は十勝山岳連盟の太田紘文会長ら3人が道内の山岳事故の状況や登山の基本知識を説明。地図やコンパスについての知識がないまま登山をしている人もいるとして、これら装備の使い方は特に詳しく解説。午後7時開始で定員70人。無料。申込は3/1までに支庁地域政策課пF0155・26・9023。 
2/26層雲峡温泉の黒岳スキー場が26日、営業を再開。1/6から運休して行っていたリフトの定期整備が終わったため。4/5から4/9までは整備のため再び運休し4/10から5月上旬ごろまで営業。
ふらの観光協会は富良野市への入り込み客と宿泊客数を増やすため4月に新設する営業戦略室の室長1人を公募。同協会は今後5年間で入り込み客を2009年度の約190万人から220万人に宿泊客数を延べ65万人から70万人に増やす計画で具体的なプラン作成と実践の中心となる人材を募集。対象は旅行業務取扱管理者の有資格者で、雇用期間は4/1から2年。給与は年俸制。希望者は同協会のホームページhttp://www.furano−kankou.com/に掲載の応募用紙に記入し3/5までに電子メールで申し込む。問合は同協会пF0167・22・5777。
2/23
環境省は老朽化して倒壊の恐れがある羊蹄山(1898m)の避難小屋を建て替える方針を決めた。新年度に現地調査を行い基本計画を策定する。一方、現在の小屋を所有・管理する道は建て替えまでの間の応急措置として6月ごろに補強工事を行う。 羊蹄山は支笏洞爺国立公園の一部。2005年に国が国立公園の管理を道から国直轄に移したため、道や倶知安町など後志管内5町村が環境省に建て替えを要望していた。 環境省は植生への影響や小屋の建設位置などを調査、基本計画をまとめ、11年度以降に実施設計を行って工事に取り掛かる。小屋の規模や完成後の維持管理費の負担については今後、同省と道や町村が協議する。一方、道は新しい小屋が完成するまでの登山者の安全を確保するため現在の小屋の応急補修に乗り出す。内側に大きく湾曲している南東の壁を補強しさらに木材が腐って波打っている床を張り替える。工事期間は2週間程度の予定で、事業費はヘリによる資材の運搬費を含め、500万〜600万円の見込みで、「工事中は宿泊の自粛を促すかもしれないが、使用禁止にはしない方針」(道)という。現在の小屋は1972年に9合目に建設され、2階建て延べ114平方メートル。約100人を収容できる。
2/19雌阿寒岳にかかわる釧路市や十勝管内足寄町など44機関で構成する「雌阿寒岳噴火対応計画検討会」は前回配布から10年が経過した火山防災マップを更新することを釧路市内で決めた。旧阿寒町、足寄町はいずれも1999年度に火山防災マップを作成して全戸配布した。しかし、2008年12月に雌阿寒岳に噴火警戒レベルが導入されるなど火山防災情報が大きく変化したことなどから、内容の更新が必要と判断した。新たなマップは単なる防災マップではなく、噴火の多様性や災害、火山の恵みも含めた読み物形式になる。関係自治体が共通で刊行し、住民や事業所の従業員に配布する。
2/18留萌署は暑寒別岳(1492m)で遭難した南富良野町落合・会社員木賀翔翼さん(25)の捜索を道警ヘリで行ったが発見できなかった。天候の状況を見ながら引き続きヘリで捜索を行う。同署によるとヘリは木賀さんが移動中に滑落したとみられる標高1300m付近を重点に探したが山頂付近は依然悪天候で視界が悪く発見に至らずこの日の捜索を打ち切った。木賀さんは1/25下山中に道に迷った。道警などは30日まで地上からの捜索を続け1/31以降はヘリを中心とした捜索に切り替えたが、ヘリが飛べない状況が続いていた。
2/20
2/20HTBは午前10時45分から2/8に亡くなった作家の立松和平さんが出演したドキュメンタリー番組「日高 大いなる山脈(やまなみ)」を道内向けに追悼放送。HTBが制作し2000年2月に全国放送した90分番組を55分に再編集した。夏の幌尻岳に登る立松さんの姿が見られるほか山岳画家の故坂本直行による楽古岳登山の足跡も厳冬にたどっている。
◆本紹介◆山の遭難*羽根田治
筆者は15年余り山岳遭難に取り組んできたフリーライター。天候が急変したのに十分な装備がなかったなどの実際にあった遭難事例を分析し同じ油断をしていないか登山愛好者を戒める。昨年7月、トムラウシ山で8人が死亡した事例など、安全を託したはずのガイド登山でも遭難が多い現状にも警鐘を鳴らした。平凡社新書、255ページ。798円。
2/18
2/27登山家・栗城史多さん(27)の講演会が午後1時半から千歳市民文化センターで開かれる。栗城さんが「思いの実現 エベレスト単独無酸素登山から学んだこと」と題し、自身の生い立ちや困難に挑戦する気持ちなどを約2時間話す。入場無料。申込、問い合わせは市教委生涯学習課へ。
岩見沢市内栗沢町のアマチュア写真家・山平さん(71)が市内の山中から羊蹄山の撮影を続けている。約100キロ離れた羊蹄山が眺められる場所が岩見沢にあることはあまり知られておらず市観光協会は「岩見沢の新たな魅力として観光発展につなげたい」と意気込んでいる。
2/14余市岳にスノーモービルで入山した小樽市内の会社員ら6人が一時不明になり翌朝になって全員が無事自力で下山できた件でリーダー格の男性(65)が猛吹雪の中、移動を断念し早めにビバークを決めたことが幸い。小樽署は日帰り予定で彼らは無線機や食料を十分持っていなかったと指摘。万一の備えを愛好者たちに呼び掛けている。余市岳に近いキロロリゾートによると同山を疾走するスノーモービル愛好者は3月下旬から増えるといい同署は警戒を強めている。
2/16
清里町は温泉宿泊施設「緑清荘」を増設し旧福祉センターの跡地に地域資源活用交流促進施設を建設。来月に着工。緑清荘は登山やスポーツ合宿客、農業体験希望の観光客の増加に対応するため鉄筋コンクリート3階建て延べ1738平方mを増築。新たに客室30室と地元食材を提供するレストランを備える。10月完成を目指す。
2/21おいしい水で知られる「イルムの泉」を雪中トレッキングで訪ねるツアーが行われる。主催:芦別自然塾H2O。イルムの泉は赤平との境界にそびえるイルムケップ山(864・5m)のふもと、パンケ幌内川支流の沢にわいている
2/27網走東部森づくりセンターは北見市若松の活汲峠付近で自然観察会を開く。午前9時10分に北見市青葉町の同センターをバスで出発し野鳥観察などを楽しむ。スノーシューは無料で貸し出す。帰りは午後2時に現地を出発。先着30人で小学生以下は保護者同伴。参加無料(傷害保険料100円必要)。昼食は各自持参。申込は同センターへ。
2/12樽前山(1041m)が噴火し苫小牧市西部地区の住民が泥流から逃れるため一斉に車で避難したらどうなるか。そんな仮定で交通混雑を予測した研究結果が公表。避難を終えるまでに現在の交通条件では2〜3時間かかり泥流の到達時間を大きく超えた。バイパスの延長や緊急時の信号の運用によっては、これを1時間程度に短縮できるという。防災対策の参考になりそうだ。研究したのは苫小牧高専環境システム工学専攻科2年の荒木さん(22)。市内のホテルで開かれた専攻科研究発表会で報告。テーマは「樽前山噴火時における自家用車による避難シミュレーションについて」。荒木さん自身、西部地区で生まれ育ち現在も住んでいる。
2/12 NPO中頓別森林療法研究会は2/17から1泊2日の日程で旭川発着の森林療法モニターツアー「冬のお腹周りスッキリ生活体験」を行う。2/17午前9時30分旭川駅発の送迎バスで中頓別入りしピンネシリ岳登山道をスノーシューをはいて散策。森林療法で高血圧改善などの効果を挙げている住友院長のアドバイスを聞く。
2/11
2/7函館山登山道ウオークが函館山で行われ市民ら約80人が参加。約4キロの登山道を歩いて下りながら夜景を楽しむ催しで、はこだて冬フェスティバル実行委の主催。
2/8北見署は冬場の雪崩事故や遭難事故に備えた冬山遭難救助訓練を北見市の若松市民スキー場で行った。特別に訓練を受けた道警山岳遭難救助隊員が雪に埋もれた人の見つけ方や雪山からのけが人搬送方法などを署員に指導。
2/4中標津署などは山岳での遭難事故に備えた救出救助訓練を旧羅臼町民スキー場跡で行った。山岳地帯の傾斜地で登山者1人が雪崩に巻き込まれたとの想定で同署員4人と道警釧路方面警備隊の7人が参加。
2/4中標津署などは山岳での遭難事故に備えた救出救助訓練を旧羅臼町民スキー場跡で行った。山岳地帯の傾斜地で登山者1人が雪崩に巻き込まれたとの想定で同署員4人と道警釧路方面警備隊の7人が参加。
2/4芦別署は国設芦別スキー場で冬山遭難救助訓練を行った。芦別署管内には一般的な冬山登山ルートはない。しかし数年前には札幌の登山グループが新城町から野花南町にかけての山岳部で縦走を試みるなど万一の際、素早い対応が求められるため同署は毎年冬場に訓練を行っている。
2/9函館の歴史的風土を守る会は2009年度の「歴風文化賞」を発表。保存建造物には「阿さ利本店」と「物史証邸」、再生保存建築物には「大村俊博邸」、原風景には「函館山ロープウェイ」の4件が選ばれた。
2/9
2/19世界七大陸最高峰の単独無酸素登頂に挑んでいる登山家・栗城史多さん(27)の講演会が午後6時30分から比布町農村環境改善センターで開かれる。比布町青年会議主催。栗城さんが「想いの実現〜エベレスト単独無酸素登山から学んだこと」と題して講演。入場料:高校生以上500円。中学生以下:無料だが保護者同伴必要。
暑寒別岳(1492m)で1/25南富良野町落合・、会社員木賀さん(25)が下山中に遭難した事故は2/4になっても留萌署などの捜索は中断したまま。頂上付近が強風と降雪による視界不良の悪天候のため。木賀さんは1/25標高1250m付近で道に迷った。1/27に山頂方向へ移動中に滑落し1300m付近にいるとみられる。道警などの救助隊は1/27〜28、1/29〜30に約1100m付近まで進んだが悪天候のため捜索を断念し下山した。1/31以降はヘリを中心とした捜索を行うことにしているがヘリが飛べない状況が続いている。
北海道高山植物盗掘防止ネットワークは2011年度から事務局を札幌から日高管内様似町に移し増える登山客らによる問題やエゾシカの食害対策など活動を盗掘防止以外に拡大。新事務局となるのは高山植物で有名な様似町のアポイ岳の保護に取り組むアポイ岳ファンクラブで名称変更も検討。地球温暖化によって高山植物などを含む植生が変化したり、シカの食害など盗掘以外にも問題が広がりつつある。具体的にはフォーラムなどを通じ@エゾシカによる高山植物被害の実態や対策A登山客のトイレの問題や植物への被害−の情報交換などを想定している。
2/13北海道ボランティアレンジャー協議会小樽支部は小樽市内の奥沢水源池奥の穴滝をかんじきをつけて散策する「厳冬の穴滝自然観察会」を開く。午前9時に天神浄水場前広場(天神2)に集合し穴滝まで往復。長靴または登山靴と、かんじきまたはスノーシュー、ストック、防寒具、サングラス、飲み物、昼食などが必要。参加料300円(小学生100円、保護者同伴で)。
清水町文化協会長で元美術教師の村上俊彦さん(70)の油絵作品展「日高山脈の四季」が町図書館エントランスホールで開かれている。今回の展示は大小15作品。白く輝く冬の楽古岳や緑の農地の向こうにそびえる夏の剣山など十勝側から見た日高山脈の山々の季節ごとの表情が味わい深いタッチで描かれている。無料。2/27まで。図書館の開館時間は午前10時〜午後6時。火曜日と祝日は休館。
2/7 2/3雌阿寒岳の防災対策について考える「雌阿寒岳地域防災講演会」が「まりむ館」で開かれ火山専門家の岡田名誉教授らが講演。地域住民や観光関係者約70人が参加。釧路地方気象台防災業務課の大館課長が雌阿寒岳の活動状況は現在、火山活動は低調に推移している。火口周辺に影響を及ぼすような噴火の兆候もないと説明。
大雪山系の山岳景観の保全について考える「第13回大雪山国立公園フォーラム」が2/17、18富良野市内で開かれる。2/17は午後1時40分からニュー富良野ホテルで同公園を調査、研究している北大大学院地球環境科学研究院の平川一臣教授らが公園内の自然保護管理の現状について講演。入場無料で定員80人。午後6時からは懇親会(3千円)もある。2/18は傾斜地の岩のすき間にできた穴から冬場に温かい風が噴出する大規模な「温風穴」の見学を東京大学北海道演習林内で行う。参加無料で定員30人。申込は2/8までに富良野市商工観光課пF0167・39・2312
1/21の点検運行中にゴンドラが急停止したトラブルで運行を見合わせていた黒岳ロープウェイ(全長1650m)は2/3に13日ぶりに運行を再開。トラブルはゴンドラの急ブレーキのテストの際けん引するワイヤのたわみ部分が強風であおられゴンドラを支えるワイヤに絡まったことが原因と分かった。同社は修理を終え今後の運行に支障ないことを北海道運輸局に報告。氷瀑まつりの来場者が同ロープウエーで厳寒の黒岳の眺望を楽しむことも可能になり地元の関係者はほっとしている。
「日本の山をよくするシンポジウム」が、2月20日に都内の東京農業大学世田谷キャンパスで開催される。山村コミュニティの再生を目指し、さまざまな角度から議論を深める。山側からは、速水林業の速水亨氏、NPO法人樹木・環境ネットワークの渋澤寿一氏が先進的な取り組みを紹介。(社)国土緑化推進機構の木俣知大氏、(財)埼玉県生態系保護協会の堂本泰章氏、(株)光と風の研究所の堀内道夫氏が、新たな森林管理や経営方策など各地の事例を報告する。全体セッションのコーディネーターは、東京農業大学の宮林茂幸教授。参加費無料、定員150名。申し込みは、同シンポ実行委員会事務局(NPO法人全国水環境交流会、TEL03−3408−2466)へ。
生涯スポーツの拠点として運動教室を開く「総合型地域スポーツクラブ」が3月沼田町で発足。文部科学省が運動実施率を高めるため設立を勧めており北空知では深川でも2年前に始まった。これまでスポーツをしたくても場所や用具がないという人に機会を提供するのが目的だ。会員は平均3千円の年会費を払いゴルフや水泳のほか妊婦向けの軽運動や登山などの教室に割安で参加できる。NPO日本スポーツ振興センター(東京)の助成を受け用具などを買いそろえる。クラブと従来の体育協会などとの違いは競技性を重視しないこと。
2/5 道警函館方面本部は南北海道山岳遭難防止対策協議会と合同で冬山遭難事故を想定した救助訓練を横津岳北斜面の9合目付近(標高1100m)で行った。合同訓練は隔年で行っており今回は1/31に道警函館方面山岳遭難救助隊員7人と同協議会の29人が参加。雪を踏み固めながら歩くラッセルを行いザイルと滑車で負傷者を沢からつり上げたり雪の中に埋めたビーコンを探したりする訓練をした。
1/30世界ジオパークへの登録を目指す様似町のアポイ岳について北大大学院准教授が語る「サイエンス・カフェ札幌 地球の鼓動を感じよう」が札幌の紀伊国屋書店前インナーガーデンで開かれた。北大科学技術コミュニケーター養成ユニット主催。サイエンス・カフェは市民と科学の距離を近づけようという試みで、今回は北大の学生たちが運営を担当。北大大学院理学研究院の新井田清信准教授がゲストとして参加した。新井田准教授は「ジオパークはあるがままの自然を残し、共生する点が単なる保護活動と違う」「カンラン岩の影響で、低い標高でも高山植物が育つアポイ岳は、世界でも貴重な存在」などとジオパークやアポイ岳について紹介。会場には定員100人を超える約120人が足を運び、関心の高さをうかがわせた。
2/2火山噴火予知連絡会は道内の火山活動について見解をまとめた。▽十勝岳 2006年以降、火口付近の膨張を示すとみられる地殻変動が続いていると推定される。噴煙や熱活動は低調だが、今後の推移に注意が必要。▽樽前山 A火口とB噴気孔群は高温の状態が続く。山頂の溶岩ドーム付近の膨張を示す地殻変動も06年以降、続いている。地震活動は低調ながら08年以降わずかに増加。今後の推移に注意が必要。これら以外の火山は静穏としている。
2/2 1/29暑寒別岳(1492m)で下山中に遭難した南富良野町落合、会社員木賀翔翼さん(25)の捜索は悪天候のためいったん中止。道警山岳救助隊は午後1時すぎに標高約1100メートル付近まで進んだが、吹雪で風速約20メートル、視界ゼロの悪天候のために捜索を中断し、テントでビバーク。天候の回復を待って30日に再開。道警旭本などによると、木賀さんは27日に山頂方向へ移動中に滑落し、1300メートル付近にいるとみられる。
2/7阿寒湖畔エコミュージアムセンター運営推進協議会は「ひょうたん沼 スノーシューハイキング」を開く。雄阿寒岳のふもとにある周囲1・2キロの「ひょうたん沼」周辺を、スノーシューを履いて散策、動物の痕跡や樹木を観察する。参加料は500円で貸しスノーシューは大人600円、小学生以下300円。先着15人。申し込みは自然公園財団阿寒湖支部へ。

お陰様で山岳ニュース記事5500件を突破しました。(2009/12/1)
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