お口の健康 ミニ知識





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No.4
 2004年11月発行分 “クラウンとは”より (2006.8.4更新)


コアとクラウン

初期のむし歯治療では、悪くなった部分を削り、コンポジットレジンで修復するCR充填(シーアールじゅうてん)や、金属による鋳造物、インレーやアンレーなどで一部分装着する治療を行います。

しかし、削る部分が大きくなり、詰め物だけでは修復することが出来ない場合には、クラウンという修復物を歯に被せて形態や機能や審美性を修復します。
 
クラウンは、FCK(フルキャストクローネの略)全部被覆鋳造冠とも呼ばれます。通常はコアという土台となるものを作り、その上にクラウンを被せます。

保険診療では金銀パラジュウム合金が使用されます。銀色のため、「銀歯を被せる」などと言われます。

また、ゴールドクラウンという金色のクラウンは、鋳造するときに金合金を使用したクラウンです。
金はやわらかいため、咬み合わせる歯が天然歯(治療などをしていないそのままの歯)の場合、歯を痛めることが少ないというメリットがあります。また、生体親和性もよいといわれています。自費扱いとなりますが、“金歯”となってしまうことは否めません。

噛む力が大きくかかる臼歯(奥歯)には、摩耗に耐える金属のクラウンがふさわしいとされますが、大きく口を開けると“銀歯”や“金歯”が見えてしまうことになります。

審美性を求める場合や金属アレルギーがある場合には、セラミック(陶材)・ハイブリッドレジン(硬いプラスチック材)などでクラウンを作成します。この場合は自費扱いになります。
 


No.3 2004年10月発行分 “インレー・アンレーについて”より (2005.4.1更新)

■CR(シーアール)充填■
 
  初期むし歯の場合は、悪い部分を削り取ったあと詰め物をします。
  このときの詰め物には、コンポジットレジン(CR)という硬いプラスチック材料を使用します。
  削った部分に詰めるときには軟らかく操作しやすい材料ですが、光を当てることにより硬化します。
  その後、咬み合わせの微調整をし、研磨をして完成です。
 
 
 
《良い点
  • 削ったその場で詰め物ができるため、短時間で治療を終了できる
  • 天然歯の色と違和感が少ない
  • 健康保険適応であること
 《悪い点》
  • 悪化した、大きなむし歯には使用できない
    乳歯などの小さい歯のむし歯や削った部分が浅い場合、取れることがある
    長い期間では変色や磨耗してしまうこと
■メタルインレー・メタルアンレー■

  むし歯が進行してしまうと削る部分も大きくなってしまいます。
  この場合は、削った部分をしっかりとした金属で修復する必要があります。
  型を採り鋳造して作成したものをメタル(金属)インレー・メタルアンレーといいます。
  
  臼歯部(奥歯)の咬む面(咬合面)が大きくむし歯になっているが、側面まではむし歯になっていない状態のとき、歯に被せるような金属修復物をアンレーといいます。
 
 《良い点
  • 咬む力(咬合力)に強く丈夫である
    通常使用されてる金銀パラジウム合金は、健康保険適応である
  • (乳歯にはやや柔らかい銀合金を使用)
 《悪い点》
  • むし歯部分を削り、型を採ったあと制作期間が必要なため、すぐに治療を終えることができない
    通常2回の通院が必要です(当院では約1週間後の完成となります)
    金属色であるため審美性が悪い
ゴールドインレー■ (メタルインレー)
 

 《良い点
  • 金銀パラジウム合金よりやわらかく、生体親和性がよいといわれています
 《悪い点》
  • 健康保険適応外です
    金色であるため、審美性は悪い
■ハイブリッドインレー・セラミックインレー■

  金属の色が気になる方や、金属アレルギーがある方へは、ハイブリッドインレーやセラミックインレーという金属を使用していないインレーがあります。

 《良い点》
  • ハイブリッドインレーは、プラスチックとセラミックス(陶材)を合わせた、材料で作られます
  • 天然歯の硬さに近いため、咬み合う歯や顎を痛めることが少ないといわれています

    セラミックインレーはセラミックス(陶材)で作られており、
    耐摩耗性にすぐれ、長期間使用による着色や変色も少ない
 《悪い点》
  • 健康保険適応外
    制作期間を必要とするため、最低2回通院していただく必要があります

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