お口の健康 ミニ知識 バックナンバー





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No.2 
2004年9月発行分 “フッ素について”より (2005.1.8更新)

フッ素塗布で歯を強く!
 
人の歯の表面は、体の中で最も硬いエナメル質で覆われています。
ところが、むし歯の原因菌が出す酸はこの硬いエナメル質をも溶かしてしまいます。

フッ素はエナメル質に取り込まれるとフルオロアパタイトという、むし歯に強い(溶けにくい)物質に変えることができます。
 
まだ成熟していない形成期の歯に対しては、より結晶性の高いハイドロキシアパタイトを生成して強い歯を作ります。
他にも初期むし歯の場合、フッ素がカルシウム等を沈着させる働きを強くし、治癒を助けることがあります。

フッ素は、私たちの身近な自然界にあるものに含まれています。
例えば、土や海水、木や草などです。
食物では、野菜・果物、牛肉・鶏肉、お茶、味噌や塩にも含まれています。

 
◆フッ素を歯に取り入れる方法◆

 
@歯科医院でのフッ化物塗布
   歯科医師または歯科衛生士が直接歯面にフッ化物を塗ります。
   フッ素塗布に痛みはありません。
   3か月ごとのフッ素塗布が望ましいです。

 Aフッ素洗口法
   フッ素洗口液でぶくぶくうがいをする方法です。

 Bフッ素入り歯みがき剤
   最近は歯みがき剤の80%にフッ素が配合されています。
   歯をみがくことでフッ素が取り入れられます。
   当院で扱っている歯みがき剤はフッ素含有量が多いものです。
  
 Cフッ素入りジェル・フッ素入りスプレーなど
   歯をみがいたあとに使用します。
   様々な味があり、年齢毎に使い分けられるものもあります。
   ご家庭でも使用しやすいものと思います。

  ※どれも指示された量を守ってご使用いただくことが、むし歯予防に有効です。

 
◆フッ素塗布後のご注意◆

  フッ素の効果を高めるため、塗布後30分〜1時間くらいは飲食やうがいなどを避けてください。
 
  フッ素を塗ったからといって、むし歯ならないということではありません。予防処置のひとつです。

  フッ素塗布とともに、正しい歯みがきと食生活、そして定期検診でお口の健康をお守りください。
  正しい歯みがき方法がわからないという方は、歯科衛生士によるブラッシング指導をお受けいただくことをおすすめいたします。 


お口の健康ミニ知識 くじら

 No.1  2004年5月発行分 “歯の働きをご存じですか”より
歯の働き @食べ物を噛む

食べ物を噛む
これは歯の一番大切な働きです。正しい歯並びこそ、歯は完全に食べ物を噛むことができるのです。
前歯は切歯(せっし)といいますが、切歯は食べ物を噛み切る役目をします。糸切り歯と呼ばれている歯は犬歯(けんし)といいます。犬歯は食べ物を噛みちぎるという役割をしています。
奥歯は、臼のような形から臼歯(きゅうし)といいますが、その名の通り食物を唾液を介して食べ物をすりつぶす役割をしています。
歯は消化の第一段階という大切な役割を担っています。

 歯の働き A発音を助ける

発音を助ける
歯も舌と同じく発音を助ける働きをします。
特に前歯は発音に重要な役割を持っています。前歯がないと空気が抜けてしまうため、明瞭な発音が難しくなってしまいます。

歯の働き B顔かたちを整える

 
顔かたちを整える
白い健康な歯は誰が見てもさわやかです。
歯の有無により、年齢よりも上に思われたりすることがあります。前歯がない場合、唇の上の縦じわが目立つということがあります。歯を失った高齢者の方が、義歯を装着すると、はつらつとお若くみえるようになります。
顔かたちを整えるということも歯の大切な働きのひとつです。

 歯の働き C顎の発育を助ける

 
顎の発育を助ける

子供のとき、むし歯や歯のトラブルをそのままにしておくと、よく噛むことができず顔かたちが変わってしまうことがあります。
噛むことは顎の発育に良いといわれています。
乳歯から永久歯に変わる重要な時期、歯のトラブルが原因で正しい歯列・正しい咬合へと発育できず、顎のゆがみなど顔への影響が出てしまいます。

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